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札沼線(学園都市線)新十津川駅へ

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。2016年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。すでに年末年始の旅行から帰ってきていますが、今回は北海道滞在中に乗車した札沼線学園都市線)について紹介したいと思います。

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札沼線はもともと札幌市内の桑園駅から石狩沼田駅まで結んでいた路線で、1972年に新十津川〜石狩沼田間が廃止され、現在の新十津川駅までの路線となりました。それから40年以上が経ち、現在は「札沼線」より「学園都市線」の愛称のほうが定着しているみたいです。桑園北海道医療大学間は一部複線化され、2012年に電化されるなど、近年著しい発展を遂げています。
 
それとは対照的に、北海道医療大学新十津川間はいまも非電化。列車本数も少なく、末端区間の浦臼新十津川間にいたっては1日3往復のみ。この3月に行われるダイヤ改正でさらに減便され、1日わずか1往復になることがほぼ確実な状況となっています。

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ローカル線のまま残ったこの非電化区間も「学園都市線」と呼ばれていますが、個人的にはやはり「札沼線」と呼ぶほうがしっくりきます。
 
留萌〜増毛間廃止が決まっている留萌本線ほどではないと思われますが、石狩当別新十津川行の普通列車も、1両しかない車内に(自分も含め)多くの鉄道ファンらしき人たちが乗っていました。この日、札幌を出たときは大雪だったのに、石狩当別駅に着く頃には快晴となり、車窓に広がる青空と白い雪の景色がきれいでした。

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石狩当別駅から新十津川駅まで、時間にして1時間20分くらい。新十津川駅の手前には、南下徳富駅・下徳富駅の2トップが並んでいます。かつてこの2駅に中徳富駅(2006年廃止)を加えた3トップだったことを思うと胸が熱くなります。ちなみに新十津川駅も、かつての駅名は「中徳富」だったそうで、3トップへの強いこだわりを感じさせるとともに、おそらく2006年ドイツW杯の前に起きたであろう、3トップから2トップへの苦渋の決断に思いを馳せるのであります。
 
札沼線の終点となる新十津川駅は、ホーム1面と小さな木造駅舎があり、ローカル線の終着駅らしい雰囲気の駅でした。

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この駅から北東へ3kmほどの距離に函館本線滝川駅があり、新十津川役場から滝川バスターミナルまで、1時間おきにバスも走っています。そんなに近いんだったら、いっそ札沼線滝川駅まで延ばせば活性化するかも…と思ったりもするのですが、その滝川駅函館本線と接続する根室本線が全然栄えていないわけで、やはり現実は厳しいようです。
 
自分は今回、新十津川役場からバスに乗りましたが、新十津川駅まで乗ったお客さんの中には、そのまま札沼線の列車で折り返すという人も多かったみたいです。
 
札沼線の末端区間は、ローカル線としての魅力は感じられるものの、北海道には他にも魅力的なローカル線が多いだけに、わりと最近まで乗っていなかった区間でもあります。今後、1日1往復のみとなれば、ますます行きにくくなり、だったら滝川からバスで往復したほうが早いという話にもなるでしょう。留萌本線留萌〜増毛間と同様、いずれ廃止の話が浮上してもおかしくない気がします。